出来上がりから約5年が経過した2セットの電動シマニョーロ。トラブルらしいトラブルもなく(一度カタカタ音を修正)レースにも使ってきた。
それがこのところ具合が悪くなってきた。時々スイッチに反応しないことがある。手作りの小さな小さなソケットの接触不良かと思い作り直してみた。問題解決となりました。
問題解決にはなったのだがレバーがハンドルについたままの状態では細かい作業が非常に難しかった。こんな時のためにレバーごと交換できるように予備レバーとして3セット目を作っておこうと思う。
今回の作り直し作業でいろいろ分かったことがある。1セット目も2セット目もレバー側の加工はすぐにEPSレバーとして使える程度の加工だったが、3セット目はレバー側には全く手を加えない接続ができそうだ。ソケットの長さ見直し、隙間を埋めること、熱収縮チューブの使い方で10年使ってもトラブルが起きない接続ができると思う。今回の修復作業ではリード線の被覆の亀裂も見つかった。固い被覆は向かないのだろう、柔軟な被覆または柔軟な熱収縮チューブで3本がすべてDi2基盤固定部も含めて覆われている必要がありそうだ。
1セット目のソケット。
修復中の2セット目。
これらのノウハウで3セット目はもっと良いものができるだろう。